この記事では、結婚式を控える方のためのホワイトニング「ブライダルホワイトニング」について詳しくご紹介していきます。
ブライダルホワイトニングを検討している方にとって、「いつから始めればいいのか」「費用がどのくらいかかるのか」「どんなホワイトニング方法があるのか」というのは、気になるところですよね。
そこで、Whitening Media編集部がブライダルホワイトニングについて徹底調査し、開始時期や費用の目安、ホワイトニング種類などについて記事にまとめました!
ブライダルホワイトニングを検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
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結婚式前に行うブライダルホワイトニングとは?
「ブライダルホワイトニング」とは、結婚式を輝く白い歯で迎えられるために行うホワイトニングです。挙式当日までに理想の歯の色になるように、歯科医院やホワイトニングサロンで計画的にホワイトニングを行います。
なお、結婚式用に特別な施術を行うのではなく、一般的なホワイトニングと施術内容は同じです。
最近では、花嫁だけでなく新郎新婦で一緒にホワイトニングをするケースが増えています。2人そろってキレイな白い歯で結婚式を迎えられると、一生の思い出がより輝きますね。
ブライダルホワイトニングはいつやるべき?何日前?
ブライダルホワイトニングを開始すべき時期は、選択するホワイトニングの方法によって異なります。
ホワイトニングの方法は、歯科医院で提供する「オフィスホワイトニング」「ホームホワイトニング」「デュアルホワイトニング」と、ホワイトニングサロンにて自分で施術を行う「セルフホワイトニング」の4通りです。
オフィスホワイトニングの場合は、即効性があるものの、理想の白さになるまで3回ほど施術が必要になることが多いため、1週間に1回施術を受けたとしても3週間ほどかかることになります。式直前は忙しくなることが予想されるので、1〜2ヶ月ほど前から始めると良いでしょう。
ホームホワイトニングの場合は、ホワイトニング用のマウスピースを作製するのに1週間ほど必要な上に、理想の白さに到達するまで2週間〜1ヶ月ほどかかるため、余裕をもって2ヶ月ほど前から開始することをおすすめします。
デュアルホワイトニング場合は、オフィスホワイトニングと同じく1〜2ヶ月前に始めると良いでしょう。オフィスホワイトニングの施術を受けると同時に、自宅でホームホワイトニングを行うホワイトニングで、歯を内部からしっかりと白くするため、白さが持続します。
セルフホワイトニングの場合は、1ヶ月ほど前から複数回施術を繰り返すことで着色汚れを十分に取り除き、歯本来の白さを取り戻すことができるでしょう。1日に何回も施術を行えるサロンでは、さらに短期間で自然な白さが手に入れられます。
より自分に合ったホワイトニングを選択するためにも、できれば2ヶ月ほど前から結婚式に向けてホワイトニングを始められると良いですね。
もし、「結婚式までに時間がない!」という場合は、1度の施術で一気に白くできるオフィスホワイトニングを提供している歯科医院もあるので、諦めずに相談してみてくださいね。
ブライダルホワイトニングの3つのメリット
ブライダルホワイトニングには色々な方法があり、いつごろ開始したらいいかも分かってきました。
次は、ブライダルホワイトニングを検討中の方のために、ブライダルホワイトニングのメリットについてご紹介します。
- 結婚式を笑顔に自信をもって迎えられる
- 白い衣装を着ても歯の黄ばみが気にならない
- 白い歯が素敵な笑顔を写真に残せる
1.結婚式を笑顔に自信をもって迎えられる
結婚式は生涯における大切な日。たくさんの人に祝福されて笑顔があふれる日となるはずが、口元に自信がないと、思いっきり笑うことができませんよね。
結婚式の主役である新郎新婦は、多くの人の注目をいっせいに集めることになるので、素敵な笑顔で過ごしたいものですよね。
ホワイトニングで歯が白くなると、清潔感があるだけでなく、表情がイキイキとして若々しい印象になるため、笑顔に自信がもてるようになります。当日までにブライダルホワイトニングで輝く白い歯を手に入れることができれば、晴れの日を心からの笑顔で過ごせることでしょう。
2.白い衣装を着ても歯の黄ばみが気にならない
結婚式では、白いウェディングドレスやタキシード、白無垢など白い衣装を着ることが多いですよね。しかし、白い衣装を着るとその色との比較で歯の黄ばみが目立ちやすくなってしまいます。
せっかくキレイな衣装を着ているのに、歯の黄ばみが目立つせいで顔の印象が悪くなってしまうのは残念すぎますよね。
ホワイトニングで歯を白くしておけば、衣装の白さと歯の色がマッチし、より爽やかさがアップします。また、白い歯はレフ板効果で肌をキレイに見せてくれるので、顔の印象も良くなるのです。
主役となる結婚式をより美しい自分で迎えるためには、エステと同じようにホワイトニングもやっておくことをおすすめします。
3.白い歯が素敵な笑顔を写真に残せる
結婚式では、写真をたくさん撮りますが、写真に写った自分を確認すると、「思っていたよりも歯の黄ばみが目立つ」と感じることがあります。
肌の状態が悪くてもメイクで整えることができますが、歯はそういうわけにはいきません。記念としてずっと残る写真に歯が黄色い自分が写っていると、写真を見返すたびに気分が落ち込んでしまいますね。
また、年賀状などに結婚式の写真を使いたくても、歯の黄ばみが目立つ写真では、使うのをためらってしまいそうです。
結婚式までにホワイトニングでキレイな白い歯にしておけば、素敵な笑顔を写真に残すことができます。
ブライダルホワイトニングの気になる費用【種類別に比較】
多くのメリットがあるブライダルホワイトニングですが、どのくらい費用がかかるのか気にになるところです。
ブライダルホワイトニングにかかる費用は、選択するホワイトニングの種類や歯の状態によっても異なりますが、平均的には以下のような金額になります。
オフィスホワイトニング | 1回約15,000円〜30,000円 |
---|---|
ホームホワイトニング | 1回約30,000円+ジェル代 |
デュアルホワイトニング | 約60,000円〜 |
セルフホワイトニング | 1回約3,000〜5,000円 |
特別な日のためにとはいえ、費用はできるだけ抑えたいものですが、即効性や持続性など高いホワイトニング効果を求める場合は、金額も高くなる傾向にあります。
オフィスホワイトニングの特徴・費用
オフィスホワイトニングは、歯科医院で施術を受けるホワイトニングです。漂白効果のある過酸化水素を高濃度で配合した薬剤を歯に塗布し、光を照射することで薬剤を活性化させ、歯を白くします。
即効性が高く、1度の施術でもホワイトニング効果を実感できますが、3回ほど施術を繰り返すとほとんどの方が理想的な白さを手に入れられます。
平均的な料金は1回15,000円〜30,000円ほどです。歯科医院や使用するホワイトニングシステムによっても料金は異なります。
歯科医院によっては1度の施術で理想的な白さに到達できるホワイトニングを提供している場合もあるので、短期間で歯を白くしたい人におすすめです。ただし、1回の施術のホワイトニング効果のホワイトニングは、平均よりも料金が高額になる傾向にあります。
ホームホワイトニングの特徴・費用
ホームホワイトニングは、自宅などで好きな時間にできるホワイトニングです。歯科医院で作製したホワイトニング用のマウスピースに薬剤(ジェル)を注入し、1日数時間だけ歯に装着することで、少しずつ歯が白くなっていきます。
理想的な白さに到達するまで2週間から1ヶ月ほど時間はかかりますが、じっくりと内部まで白くできるため、オフィスホワイトニングよりも長期間ホワイトニング効果が持続します。また、薬剤の過酸化水素の濃度が低いので、ホワイトニングによる痛みの心配もほとんどありません。
平均的な料金は、マウスピースと初回のジェルがセットになって30,000円ほどです。さらに追加でジェルが必要な場合は、ジェルの費用が加算されます。効果を維持させるための費用がジェル代だけで済むので、トータルでのコストパフォーマンスに優れています。
通院せずに自分のペースでホワイトニングしたい方、即効性よりも効果が長持ちすることを重視する方に適したホワイトニングです。
デュアルホワイトニングの特徴・費用
デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用するホワイトニングです。オフィスホワイトニングで一気に白くしたあと、自宅で毎日ホームホワイトニングをすることで、より輝く白さを手に入れられます。
オフィスホワイトニングの即効性とホームホワイトニングの持続性の両方のメリットを併せもつデュアルホワイトニングは、その高い効果からブライダルホワイトニングとしても人気です。
平均的な料金はおよそ60,000円からとほかのホワイトニング方法よりも高額になりますが、効率的に歯を白くできるので、即効性と持続性の両方を求める方や、より白さにこだわりたい方に適しています。
セルフホワイトニングの特徴・費用
セルフホワイトニングは、セルフホワイトニングサロンにて自分の手で施術を行うホワイトニングです。サロンスタッフのサポートのもと自分で歯に薬剤を塗り、光を照射することで歯の表面の着色汚れを取り除きます。
セルフホワイトニングで使用する薬剤は、歯科医院が提供するホワイトニングとは異なり、歯を漂白する成分である過酸化水素は含まれていません。そのため、セルフホワイトニングは歯を漂白するというよりも、着色汚れを取り除いて歯本来の白さを取り戻すためのホワイトニングと言えるでしょう。
平均的な料金は1回約3,000〜5,000円で、歯科医院のホワイトニングと比較するとかなりリーズナブル。そのため、ホワイトニングが初めてという方も気軽にトライできます。
コーヒーやワインなどの着色しやすい飲食物が好きな方など、歯の着色汚れによる黄ばみが気になる方は、定期的にセルフホワイトニングを行うことで本来の白さをキープすることが可能です。
セルフホワイトニングは、真っ白な白さより自然な白さを希望する方におすすめのホワイトニングです。
ブライダルホワイトニングのよくある質問
ここではブライダルホワイトニングに関するよくある質問とその回答をピックアップしました。
ホワイトニングに対する疑問や不安が解消されるかもしれないので、ぜひチェックしてみてくださいね。
- ホワイトニングの効果はどのくらい持続する?
- 妊娠中や授乳中でもホワイトニングできる?
- 歯科医院のホワイトニングとセルフホワイトニングどっちがいい?
- ホワイトニングで歯が痛くなることはある?
- どんな歯でもホワイトニングできる?
1.ホワイトニングの効果はどのくらい持続する?
歯の状態や生活習慣、よく口にする飲食物などによっても異なりますが、オフィスホワイトニングの場合は3〜6ヶ月ほど効果が持続します。ホームホワイトニングの場合はそれよりも長く6ヶ月〜1年ほど、デュアルホワイトニングならさらに長く1〜2年ほど効果が持続します。
セルフホワイトニングの場合は、着色汚れを取り除くタイプのホワイトニングなので、効果が持続する期間は1〜3ヶ月ほどです。
元の色に戻ってしまう前に再度ホワイトニングをすると、白さを維持し続けることができます。
2.妊娠中や授乳中でもホワイトニングできる?
歯科医院が提供するホワイトニングの場合、基本的に妊娠中や授乳中に行うことはできません。
歯科医院で使用するホワイトニング薬剤には、過酸化水素が含まれていますが、この成分が胎児や乳児に悪影響を及ぼす可能性があると言われているためです。
気体となった過酸化水素を鼻や口から吸い込むと、血液中のタンパクと反応し、小さな気泡を作ります。この気泡が胎盤を通して胎児の中に入りこんだり、母乳を通して乳児の体内に入り込んだりすると、子どもの細い血管を詰まらせるリスクがあるのです。
一方、セルフホワイトニングの場合は、ホワイトニングサロンでは過酸化水素が配合された薬剤は使用せず、ポリリン酸ナトリウムや食品にも使用できる成分を使用します。これは胎児や乳児に悪影響を与えにくいと言われているため、妊娠中や授乳中でもホワイトニングができる可能性が高いです。
ただし、ホワイトニングサロンによっても対応が異なる場合があるので、施術できるかどうかは事前にホワイトニングサロンに確認しましょう。
3.歯科医院のホワイトニングとセルフホワイトニングどっちがいい?
ホワイトニングで何を重視するかによって、おすすめできるホワイトニング方法は異なります。
本来の歯の色よりも白くしたい場合は、歯科医院でのホワイトニングの方が適していますが、価格重視で手軽にホワイトニングを初めてみたい方にはセルフホワイトニングがおすすめです。
結婚式までに時間がある場合は、まずは敷居の低いセルフホワイトニングから始めてみて、さらに白くしたい場合は歯科医院のホワイトニングに移行するのも良いでしょう。
セルフホワイトニングでしっかりと着色汚れを取り除いてから歯科医院でホワイトニングをすると、従来よりも早くホワイトニング効果を実感できる可能性が高まります。
一方、結婚式までの時間がなく、とにかくしっかりと白くしたいという場合は、歯科医院に相談してみましょう。オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの両方を提供している歯科医院なら、歯の状態とスケジュールに合ったホワイトニングを提案してもらえます。
4.ホワイトニングで歯が痛くなることはある?
歯科医院で提供するホワイトニングの場合は、薬剤に含まれる過酸化水素が歯の色素を分解する際に、知覚過敏のような痛みが出ることがあります。特に過酸化水素の濃度が高い薬剤を使用するオフィスホワイトニングでは、痛みが生じやすいと言われています。
虫歯や大きなヒビが入った歯があると薬剤がしみやすくなるため、先に治療しておくことも大切です。
なお、ホワイトニングサロンで行うセルフホワイトニングの場合は、過酸化水素を使用しないので、施術中に痛みを感じる心配はありません。
5.どんな歯でもホワイトニングできる?
ホワイトニングは天然の歯のみを白くすることができます。詰め物や被せ物の色はホワイトニングで白くすることはできません。
ホワイトニングをすると詰め物や被せ物の色と差が出て、それらが目立ってしまうことがあるため、ホワイトニング後にセラミック治療で詰め物や被せ物を作り変える方もいます。
また、神経を失った歯はある程度は白くできますが、神経のある歯と同じように白くすることはできません。
神経を失った歯を白くしたい場合は、「ウォーキングブリーチ」という施術に対応している歯科医院を受診しましょう。ウォーキングブリーチは、歯の裏側に穴をあけて高濃度のホワイトニング薬剤を流し込むことで歯の内部から歯を漂白する施術で、神経を失って黒ずんだ歯もしっかりと白くすることができます。
最後に:結婚式前にブライダルホワイトニングをして白い歯へ!
この記事では、「ブライダルホワイトニングはいつから始めればいい?」「費用はどのくらいかかる?」とお悩みの方に向けて、ブライダルホワイトニングを始めるベストタイミングやホワイトニングの種類ごとの特徴や費用についてご紹介しました。
開始時期 | 費用 | |
オフィスホワイトニング | 1ヶ月~2ヶ前 | 1回約15,000円〜30,000円 |
ホームホワイトニング | 2ヶ月ほど前 | 1回約30,000円+ジェル代 |
デュアルホワイトニング | 1〜2ヶ月前 | 約60,000円〜 |
セルフホワイトニング | 数日から1ヶ月前 | 1回約3,000〜5,000円 |
オフィスホワイトニングの種類によっては、1度の施術で理想の白さに仕上げることもできますが、平均よりも費用が高くなる場合が多いため、費用を抑えたいならスケジュールに余裕をもって早めにホワイトニングを開始できると良いですね。
おすすめのブライダルホワイトニングサロンは以下の記事で解説しています。
結婚式は新郎新婦はもちろんご家族などの周りの大切な人にとっても一生の思い出に残るイベントです。
当日を輝く白い歯で迎えられると、笑顔に自信をもってウェディングドレスや白無垢などの特別な衣装を着こなすことできるでしょう。
この記事がブライダルホワイトニングをご検討中の方の参考になれば幸いです。
ホワイトニングの種類(セルフ・オフィス・ホーム)をチェックし、施術にかかる費用、サポート内容、効果(実績)を比較するといいでしょう。実績のあるホワイトニングサロンであれば、理想の白さを効率よく目指すことができます。
また、Googleマップの口コミなどもチェックしてみると良いでしょう。
セルフホワイトニングは白くなる効果があります。低価格な料金ですが、信頼の置けるホワイトニングサロンであれば1回でも白さを実感することができ、複数回通うことで理想の白さに近づけることができます。
理想の白さにするならホワイトニングサロンで回数券を購入して通ったほうがオフィスホワイトニングよりも安くなることがほとんどです。
歯科医師が使えるホワイトニング溶液を使っているため効果は高いです。その分、しみたり、痛み、飲食制限などがあります。また、1回の施術で完璧に白くなるわけではないため、複数回来院して頂く必要があります。」
一般的なホワイトニングでは歯の色素を分解する際に、その刺激で知覚過敏のような痛みが出ることがあります。歯質に影響はありませんが、24時間ほど痛みが続く場合があります。
サロンで行うセルフホワイトニングの場合は痛みなく、歯を白くすることができます。
専用のマウスピースを歯科医院で作った後は自宅でできるため手軽です。ただし、毎日継続してマウスピースをつける必要があるので習慣化ができる人向けです。効果としては低濃度の薬剤を時間をかけて浸透させるため即効性はないですが、持続性はあります。